有島武郎『北海道に就いての印象』(初出不明)

2018/5/29 有島武郎(1878~1923)の北海道の思い出。 北海道文学全集 第3巻(1980年)初出不明。 19-23歳、30-37歳まで北海道、主に札幌とのこと。 主に札幌付近にいたはずだけど、一年のうち6ヶ月は雪に埋もれているという感覚がいまではわからない。100年も前なら気候も少しは違うのか。 リンゴ園があって、学生生活の頃(1897-1901あたり)、五~六銭あれ…

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菊池寛『父帰る』(1917年)

2017/1/24 放蕩親父が20年ぶちに自宅に帰ってくるが、成長した長男に追い返される話。 菊池寛の代表作。 初演時には古典になると言われた作品だけど、今ではほとんど上演されることはない。 最初に読んだのは大学生の頃。 情緒的過ぎてピンとこなかった。 あらためて読んでみると、おそろしくテンポが速く、必要な情報をキチキチに詰め込んで、演劇の根本的なテーマ、人生の最も劇的な部分を切り取…

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菊池寛『出世』

2016/10/11 譲吉がかつて通っていた図書館で、愛想の悪かった下足番と再会する話。 まず、翻訳で小遣いを稼ぐ話、本を列車に置き忘れた話、図書館の下足番が無愛想だった話が語られる。 その後、比較的生活が安定してきた頃に、あらためてその図書館に行くと、下足番がちょっと出世している。 どんなに不遇な境遇でも、出世することはあると思うと、人生に望みが出るというまとめ。 下足番から閲覧券売…

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