菊池寛『私の日常道徳』(1926年)

2016/7/27 菊池寛が道徳について箇条書きにしている。 ご馳走になるならない、お金を貸す貸さないの基準が細かい。 人によって貸せる額の上限を決めている。 よっぽど無心される機会が多いんだろう。 ご馳走になる時、まずいものおいしいとは言わないが、おいしいものは明らかに言う。 約束は守る。ただし原稿の約束は守り切れない…という落とし方。 人の悪口より、その悪口をわざわざ教えてくれ…

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菊池寛『奉行と人相学』(1948年)

2016/6/23 大岡越前守が人相見がうまくなったばかりに、犯人に先入観を持つことを恐れる話。 初出は1948年「新今昔物語」らしい。 この年、菊池は亡くなっている。 晩年の作品は淡白すぎて面白いものが少ない印象。 そのなかで、なんだかとぼけた味わいがある。 『易と人相』では、人相見は信用しないはずだったが、どういう心境の変化があったんだろう。 大岡越前が下手人の手相なんか見られ…

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菊池寛『勝負事』

2016/6/22 勝負事、というより賭け事の話。 これも道徳の教科書シリーズのようで、面白味がわからない。 友達から「祖父が賭け事で身を滅ぼしたので、親から賭け事だけはするなと言われ続けた」という話を聞いたという文章。それだけ。 実際に菊池寛が聞いたのか、そういう体で書いた話なのかは、これを読んだだけではよくわからない。 つい、菊池の家族はどうだっけと思って調べてしまう。 「文芸春…

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