菊池寛『勝負事』

2016/6/22 勝負事、というより賭け事の話。 これも道徳の教科書シリーズのようで、面白味がわからない。 友達から「祖父が賭け事で身を滅ぼしたので、親から賭け事だけはするなと言われ続けた」という話を聞いたという文章。それだけ。 実際に菊池寛が聞いたのか、そういう体で書いた話なのかは、これを読んだだけではよくわからない。 つい、菊池の家族はどうだっけと思って調べてしまう。 「文芸春…

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菊池寛『小説家たらんとする青年に与う』(1923年)

2016/6/20 小説家になりたい青年に対して、一番最初に「25歳未満は小説を書くな」と身も蓋もないアドバイスで始まっている。 それから、いくら小手先の技術を磨いても生活の辛苦を知らないと希薄な作品になってしまうという話に続く。 今から見れば、技術より生活という二項対立は単純すぎて意味がない。 技術を磨くことも含めて生活のはず。 青年時代は色々な作品を読んで、生活の中で自分自身の人生…

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菊池寛『納豆合戦』(1919年)

2016/6/20 子供が、盲目の納豆売りのお婆さんを騙して、最後に怒られる話。 道徳の教科書に出てくるような話。 1919年に児童雑誌「赤い鳥」に初出。 この時期の作品にしては物足りない。子供向けにかなり手加減していると思われる。 思い出話風だが、小石川の小学校に通っていた頃の話と書いてあるので、中学まで高松で育った菊池本人の話ではない。 誰かから聞いた話なのか完全に創作なのか。 …

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